軽減税率の対象品目とはいったい何なのか?

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昨日から実施された消費税の引き上げに伴い、新しく軽減税率と言うものが実装されました。

軽減税率の対象となる品目のことを「軽減税率対象品目」と言います。

一体何が対象品目になるのか理解できている人は少ないのではないでしょうか?

そもそも、軽減税率が何のためにあるものか知らない人もいると思うので軽く説明をしてから対象品目を解説していこうと思います。




軽減税率は何のためにあるのか?

そもそも、軽減税率が何のためにあるのかご存知ですか?

軽減税率とは、特定の商品に対しての税率を低くするというものです。

スーパーの買い物を例にとってみると、増税された消費税10%の商品と軽減税率が適応された消費税8%の商品が陳列されることになります。

このため、2種類の消費税が存在することになり軽減税率のことを「複数税率」という事もあります。

 

軽減税率が存在する理由ですが、「低所得者への経済的な考慮」とされています。

ただ、これが本当に低所得者への対策になっているのか一部疑問的な部分もあり、抗議の対象になっています。

確かに疑問に思うことがありますよね…




軽減税率の対象品目

軽減税率の対象品目については、国税庁が公表しています。

分かりやすいようにまずは表をご覧ください。

ご覧の通り、非常に細かく分けられています。

酒類を除く食品表示法に規定されている飲食料品は軽減税率の対象となりますが、酒類・ケータリングなどは軽減税率対象外となります。

普段から、お酒を飲んだり外食をたくさんする人にとっては痛手になること間違いないですね。

また、これらを全て理解するのは中々骨が折れますね。

こればかりは、実際に買い物などをしながら自分で体験して理解していくしかなさそうですね。

 

理解しておきたいポイント

軽減税率の対象になる物とならない物を組み合わせた際の税率の違いや、テイクアウトとイートインの違いなど混乱しないようにしておきたいですね。

 

例えば、ファストフードでもお店によってはテイクアウトとイートインで税率が違ったり、両方とも同じ税率で販売していたりと、お店によって全く違うので気を付けなければいけませんね。

 

他にも、テイクアウトできる飲食店などの場合は少し難しいかもしれないです。

料理とアルコールをテイクアウトした場合は、料理は8%でアルコールは10%になります。アルコールがノンアルコールだった場合は、8%です。

しかし、店内で食べた場合はすべて10%になります。

なんとも、難しい世の中になってしまいましたね…




まとめ

基本的に、普段使う飲食品類はアルコールを除いて今まで通り税率8%と言う理解で今のところよさそうです。

それ以外にも、テイクアウトや出前など買って家で食べる物に対しても軽減税率が適応されるので外食をしなければ今まで通りですね。

 

今回の増税は今までとは全く違うので少し慣れるまでは混乱が続きそうな気がします。


コメント

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