皆さんは「オスカー」と言う雄の1匹の三毛猫のことはご存知ですか?実は、このオスカーと言う三毛猫は「死の天使」と言われる猫なのです。
なぜ、猫が死の天使と呼ばれたのかそれはオスカーのとった行動が彼の異名を付けたのです。
オスカーとはいったい何なのか
先ほども書きましたが「オスカー」とは1匹の雄三毛猫の名前です。彼は、アメリカ・ロードアイランド州最大の都市「プロビデンス」に生まれ特に飼い猫として飼われていたわけではなく、もともと殺処分されるはずでした。
しかし、オスカーを救ったのは1件の老人養護施設「TheSteere House Nursing and Rehabilitation Center」でした。オスカーはこの老人養護施設のペットセラピー目的として保護されることになりました。
保護されてからのオスカー
オスカーは保護されてから施設の3階にあるアルツハイマー病などの患者のいる棟で生活することとなりました。
三毛猫と言うこともあり、愛らしい姿で患者やスタッフからも愛される人気者になっていました。
しかし、そんな中スタッフの間ではオスカーの行動に不思議な違和感を感じる者が出てきました。
不思議な行動
オスカーが保護されてからちょうど6か月が経つころ、オスカーはスタッフが普段している巡回のような行動をし始めたのです。
巡回をしているだけなら散歩とも捉えることができたのですが、部屋に入るなりまずは患者の匂いを嗅ぎその場で丸くなり添い寝を始めたのです。
これだけなら普通の猫もすることなのですが、スタッフが驚いたのはこの後の出来事でした。
驚きの出来事
なんと、オスカーが添い寝をした老人がその2~3時間後に突然息を引き取ったのです。
1度や2度の出来事なら偶然という言葉で済むのですが、驚いたことに5年間の間におよそ50人もの患者の死期を正確に当てたというのです。
この出来事からオスカーは死期の近い患者の側で最後の瞬間を看取る「死の天使」と呼ばれるようになりした。
裏付けるかのようなエピソード
オスカーのこの行動の意味を裏付ける1つのエピソードがあります。それは、オスカーがある老女の部屋に訪れた時のことでした。
この時、オスカーはいつものように匂いを嗅ぎその老女のところで「死の予期」(=丸まって添い寝)をしたのを見ていたスタッフがいました。
そのスタッフは今までのオスカーの行動から老女の死期が近いのではないかと予想し急遽老女の家族へ死期が近いかもしれないということを伝えました。
それを知った家族は急いで駆けつけることにしました。
なんと、家族が老女の元へ駆けつけてから約1時間後老女は息を引き取ってしまいました。オスカーの行動と機転を利かせたスタッフの対応により家族が老女の最後を見届けることができたのです。
オスカーとスタッフのおかげで家族は最後のお別れを告げることができ、感謝しきれない思いでいるそうです。
時には、オスカーのおかげでお別れを告げることができた遺族が新聞の広告の欄にオスカーへのお礼を書いたこともあったそうです。
まとめ
オスカーのは、死期の近い人の体臭の変化を嗅ぎ取って知らせているのでは?と言う説もありますが、詳しいことはまだ分かっておらず本当に「死の天使」だったのではないでしょうか。
もしかしたら、犬や猫などの動物には人間にない特別な力が元から備わっているのかもしれませんね。
もし本当に特別な力があるのだとしたら、信じない人も出てくるとは思いますが僕は信じてみたいと思います。
最後にお願い
犬や猫などの動物も生き物です。決して乱暴に扱ったりしないように最後まで愛情込めて大切に育ててあげてください。
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