これからの時期に気付けたい犬の夏バテ対策

動物

7月もそろそろ中旬に入ろうとしています。

気温もだいぶ上がってきていて、水分補給が欠かせない時期になりました。

 

熱中症なども気を付けなければいけないと思いますが、仕事や普段の生活をしてく中で特に気を付けたいのが「夏バテ」です。

 

人間もそうですが、もちろん犬にも夏バテはあります。

 

人間でしたら、自らSOSサインを出すことができますが、犬は言葉がしゃべれないので夏バテに気づいてあげることが遅れてしまうケースがあります。

ですが、安心してください。

今から夏バテ予防をしていけばいいだけの話です。

 

今回は、犬の夏バテ予防について書いていこう思います。

犬の夏バテ予防

犬の夏バテには、どんな症状が出てくるのでしょうか?

また、夏バテに1早く気付いてあげるためにはどうしたらよいのでしょうか?

夏バテの症状とは

犬の夏バテは、人間と非常によく似ています。

具体的な例を挙げるとこんな感じ

 

・歩くスピードが遅くなる

・食欲がなくなる

・睡眠時間が長くなる

・元気がなくなる

・下痢や嘔吐をよくする

 

こんな症状が見え始めたら夏バテのサインかも!?

夏バテのよくある症状ですが、一概に夏バテだとは言い切れません。

 

老犬であれば睡眠時間は長くなるし、子犬だったら下痢や嘔吐をよくすることもあります。

必ず、夏バテのサインだとは言えませんが注意しておいた方がいいです。

 

夏バテに気づくポイント

春先(4~6月)に比べて今はどうか

 

春先に比べて今の愛犬の状態がどうなっているかが見分けるポイント!

 

4~6月ごろには起きていなかった症状が、今起きていたらそれは夏バテかもしれません。

日頃の、愛犬の些細な状態変化のチェックが「早期発見・早期治療」につながってきます。

 

日頃から、愛犬への気遣いが大事な心構えになります。

 

犬の夏バテ対策

夏バテ対策として重要な点を挙げていきます。

・十分な水分補給

・室内の温度調節

・ご飯の工夫

・散歩時間、場所の工夫

 

十分な水分補給

夏バテに1番効果的なのは「水分補給」

 

新鮮な水をいつでも飲める環境づくりが最も大切になってきます。

一般的に成犬は1日に約1.5ℓの水が必要です。

 

最も効果的なのは、水に「スポーツ飲料」を小さじ1杯入れてあげると、ミネラル補給にもなり夏バテ予防の水分補給として効果的です。



室内の温度調節

あまりにも寒すぎると、犬にとって良くないので適温にしてあげることが大切です。

目安としては、エアコンの冷房を「28℃」に設定してあげるのが理想と言えます。

 

ご飯の工夫

ご飯を食べないという事は、体力低下につながり夏バテを引き起こしやすくなります。

いつもあげているご飯が、ドライタイプのドックフードの場合ご飯に水分がないのが食欲低下の原因かもしれません。

そんな時は、水分保有量80%を超える「ウェットタイプ」のドッグフードに変えてみてください。食欲が戻る可能性があります。

 

また、おやつとして水分の多い「トマト」「きゅうり」「スイカ」などをあげて食事と一緒に水分補給をできるように工夫してみてください。

 

散歩の場所、時間

暑い時期のアスファルトは犬にとってとても歩きずらく、照り返しの影響もあり体力がすぐに奪われてしまいます。

時間は、「夕方」「朝方」の太陽の日差しが少ない時間帯にお散歩してあげましょう。

 

また、土の上を歩くような場所や、なるべく日陰の多い場所をお散歩コースとして選んであげるのもいいかもしれません。

 

夏バテしやすい犬種

夏バテをしやすい犬種は主に

・ダブルコートの犬種

・短足の犬種

 

ダブルコートの犬種は、寒さにはかなり強いですが暑さには弱いので注意が必要です。

柴犬もダブルコートの犬種になるので要注意です。

 

犬の夏バテは普段以上に気を付ける

犬の夏バテ対策は、犬自身では行えないので飼い主が行ってあげる必要があります。

 

もしかしたら、1年の中で1番気を使って犬の世話をしてあげなければいけない時期かもしれません。

 

飼い主さんの些細な気遣い1つで、犬にとってはかなり重要なことかもしれませんのでその辺を意識して慎重に見守ってあげる必要がありそうです。

 

 


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