皆さんは犬の犬種の中でどの犬種がお好きですか?どれが好き、嫌いというのは人それぞれなので一概には言えませんがその中でも「ブルドッグ」が好きという方は割かし多いのではないでしょうか?
そんなブルドッグの種類や値段を見ていきましょう。
ブルドッグってなに?
ブルドッグってなに?という方はあまりいないとは思いますが簡単に説明します。
時は遡ること18世紀頃英国で雄牛(ブル)と犬を戦わせるという牛いじめという見世物が存在しました。その、雄牛に対抗できる犬として開発されたのがブルドッグと言われています。
ブルドッグの特徴その1
18世紀中頃になると英国では動物虐待法が成立しました。動物虐待法により牛いじめを含めたブラッド・スポーツが禁止されそれまでは牛と戦わせるためにいたブルドッグは番犬、愛玩犬として見世物からペットとなりました。
ペットとして飼われ始めたことにより、闘争に必要だった獰猛な性格は徐々になくなっていき現在では強面とは裏腹に温厚で大人しい犬になりました。
ブルドッグの特徴その2
ブルドッグと言えば、ブヨブヨした皮膚で鼻が非常に低いですよね。一昔前までは「しわしわの皮膚は怪我をしないように伸びており、低い鼻は牛に噛みついた際にも呼吸ができるため」と言われてきました。
ですが、現在ではそれは間違いだとされています。当時のブルドッグは牛と戦うために筋肉質で皮のたるみなどはありませんでした。ペットとして飼うようになり人間の手が加わり現在のような姿になりました。
ブルドッグの種類
ブルドッグと一言で言っても様々な種類が存在します。では、どんな種類があるのでしょうか?
イングリッシュ・ブルドッグ
こちらの種類は、通常のブルドッグの正式名称になります。別名ブリティッシュ・ブルドッグと呼ぶこともあります。
イングリッシュ・ブルドッグは中型犬に分類され平均的な大きさとして体高が約31~36cm、体重が約23~25kgとされています。
アメリカン・ブルドッグ
名前の通りアメリカ原産の犬です。アメリカン・ブルドッグは足が長く筋肉質です。日本で普段見かけるブルドッグとは違い運動が大好きで、足が速いのが特徴の一つです。
このブルドッグは大型犬に分類され体高が約50~70cm、体重が約30~60kgとかなり迫力があります。
フレンチ・ブルドッグ
フレンチ・ブルドッグの起源というのは様々ありますが中でも、イギリスからフランスへブルドッグが贈られた際にテリアやパグと掛け合わせて生まれたというのが有力な説です。
ブルドッグの特徴である潰れた鼻はそのままで、テリアから受け継いだ大きく立った耳が特徴の一つです。
このブルドッグは小型犬に分類され体高が約30cm、体重が約10~13kgと小柄な体と憎めない表情が可愛らしくペットとして非常に人気の高い種類になります。
ミニチュア・ブルドッグ
ブルドッグの小型化を目的としてイングランドで誕生しました。見た目は現在のブルドッグを小さくしたというよりは、オールディ・イングリッシュ・ブルドッグを小さくした見た目になります。
ミニチュア・ブルドッグは先ほど紹介したフレンチ・ブルドッグの輸入により人気が徐々に低下し1930年頃に残念ながら絶滅してしまい現在ではお目にかかれることができない種類になってしまいました。
ブルドッグの毛色
ブルドッグのスタンダード
スタンダードというのは、その犬の基準となるもののことを言います。この基準というのは一般社団法人ジャパンケネルクラブ(JKF)によって定められており、ブルドッグの場合は単色もしくは単色にブラックのマスクとマズルとされています。
単色カラー
ホワイト
レッド
フォーン(金色掛かった茶色)
ファロー(淡い黄色)
パイボールド
パイボールドとは、白地に一色又は二色のはっきりとした色の斑があるもので犬種によってはパーティーカラーと呼ばれることもあります。
ブルドッグの値段
ブルドッグというのは非常に繁殖が難しく一般の犬より少し高額になります。平均として30~50万円ほどになります。また、希少な種類になると100万円を超えてくるようです。
まとめ
今回4種類のブルドッグを紹介させていたました。4種類と言ってもそのうち1種類は絶滅してしまった種類のなるので実際ペットとして飼うことができるのは3種類になってしまいました。
ですが、3種類のブルドッグには全て違った特徴がありどれを飼ってみたいか結構悩むところがあります。種類は違えどどれも可愛らしくペットとして飼うにはお値段は少々お高いですがそれ以上に癒しがあるのでいいのではないでしょうか?
そして、最後にお願いです。動物も生きています。決して乱暴に扱ったりしないように愛情込めてお世話してあげてください。
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