今や世の中には数え切れないほどの種類の犬が存在しています。
可愛い犬もいれば、怖い顔の犬もいます。そんな中で今回はカッコいい(イケメン犬)について触れてみたいと思います。
犬を飼っている人なら自分の飼っている犬が1番なのは当然です。
ですが、今回はカッコいい犬種として客観的に見ていただければと思います。
カッコいい美形大型犬
美形の犬は大型犬に多く存在しています。もちろん小型犬、中型犬にもいますが大型犬の方が多い気がします。
恐らく、小型犬などは体が小さいのでその分カッコいいよりも可愛いに目が行ってしまうのではないでしょうか?
ワイマラナー
あまり耳にすることのない名前の犬です。それもそのはず、一昔前までは「門外不出の犬」とされていました。
その理由としては、「ドイツ・ワイマラナー・クラブ」と言うクラブの存在が原因でした。このクラブは何かというと、クラブ規定で「ワイマラナーの売買はクラブ会員同士のみ」と言う規定を作っていました。
しかも、このクラブに入りたくても入るための審査が非常に厳しく極一部の人間しか加入できませんでした。
ですので、海外にワイマラナーを持ち込むなんてことは到底不可能とされ最近まではそれほど知られることがありませんでした。
琥珀色の目と光沢のある灰色の毛が特徴的で一見貴族的な雰囲気のある犬で、アメリカでは「灰色の精霊」とも呼ばれることのある犬です。
ボルゾイ
この犬は結構有名ですよね。
ボルゾイの起源は様々な説があり未だにどれが正しいのかはわかっていませんが、13世紀頃のロシア各地で狩猟用として飼われていた犬を改良したものではないかと言われています。
ボルゾイは性格上人間の指示で動くというよりは、自分の判断で行動してしまう傾向にあります。そのため、「しつけのしにくい犬」などと思われがちではありますが、そんなことはなく人間には従順で繊細な犬です。
飼っていない人から見ると、凛としていて気質の高そうなイメージですが、実際飼ってみると思いのほか甘えん坊でおなかを出して寝たりとちょっと憎めないお茶目な犬です。
また、吠えることは基本的にはあまりなく大人しいです。
サルーキ
これもまた有名な犬ですね。
最も大きな特徴は、尻尾や耳・足の指の間・足の後ろ側に羽のように生えている毛です。しかも、サルーキーは走ることが大好きな犬です。走っている姿は、毛をなびかせながら軽やかに走りとても美しいです。
サルーキに走ることをさせないのは人間が終身刑を言い渡されているのと同じ感覚だそうです。
また、名前の由来として古代アラブに存在していた「サルク」やアラビア古語にある「アラー神より授かりし物」などの説が存在していますがそれらは未だに何が正しいのか解明されていません。
普段はとても落ち着きがあり、感情をあまり出さない犬ですが外からの刺激にはとても敏感です。
慣れるまでは、警戒心が強いためその点は注意が必要です。
まとめ
見た目はどの犬もたたずまいが美しく落ち着きのある犬ばかりですが、実は内心甘えん坊だったり、刺激に敏感で警戒心が強かったりと見た目に反した性格を持っています。
そこがまた素敵な部分なのかもしれませんね。
見た目の性格も完璧なものが存在したらそれは逆に何かありそうで怖いです。
周りの人からの注目を浴びたい方は美形大型犬を飼ってみてはいかがでしょうか?
今回ご紹介した犬の他にもたくさんの美形犬は存在します。ご自身の気に入る1匹を是非探してみてください。
最後にお願い
動物も生き物です。決して乱暴に扱ったりしないように最後までしっかり愛情込めて大切に育ててあげてください。