犬の平均寿命って何歳くらいなのか知っていますか?
犬の平均寿命はおよそ12年から15年と言われています。人間で例えるなら、まだ小学校6年生から中学校3年生くらいです。
人間で例えるとものすごく短く感じてしまします。
しかし、犬の年齢で行くとそこそこの老犬になっています。
犬の12年から15年を人間の年齢に換算すると
・小型犬 64歳から76歳
・中型犬 70歳から84歳
・大型犬 78歳から94歳
・超大型犬 92歳から116歳
と、犬種によっても異なりますがかなり歳が経っているのが分かります。
人間にとっての12年は犬にとっては60年以上経過しています。
犬の年齢換算表の記事も合わせてご覧ください
犬の平均寿命の変化
先ほど書きましたが、犬の平均寿命は12年から15年です。
これは、昔に比べると遥かに延びてきています。
なぜ、昔よりも平均寿命が延びているのでしょうか?
・ドッグフードの質が向上し栄養状態が良くなった
・室内飼育の犬が増えた
・動物病院の充実と医療技術の発展
など、様々な理由が挙げられます。
これは、人間にも同じことが言えますね。
近年は、人間の平均寿命が延びてきているとの発表がありますが、寿命が延びているのは人間だけではなく犬や猫などの動物にも言えるということです。
中でも、小型犬は大型犬と比べて寿命が長く中には20歳以上と驚くほど長生きする犬もいます。小型犬の20歳と言うと、人間では96歳にあたいします。
特に、チワワ・トイプードルなどの犬種は長生きすると言われています。
犬の平均寿命が延びて起きること
犬の平均寿命が延びているということは、一体どのような変化が起きるのでしょうか?
これも、人間と同じです。
老犬が増えてくるということです。
老犬と言えども、かわいい愛犬には変わりありません。少しでも長く生きて、1日でも多く一緒に過ごせる日が増えてくれればこんなにうれしいことはありませんね。
老犬になったら起こること
犬が老犬になると、まず始めに起こるのが運動能力・活動能力の低下です。
関節などにトラブルが起きると階段の昇り降りや、床での歩行が急激に悪化することがあります。
このような症状が見られた場合は、老犬だからと決めずに必ず動物病院へ連れて行ってあげてください。
次に見られるのが、食欲の低下・食べ方の変化です。
食欲の低下などにより体重や筋肉に減少が起き歯周病・肝臓・腎臓疾患・腫瘍などの可能性も疑ってよいでしょう。
この場合もただちに動物病院へ連れていくことをオススメします。
愛犬の変化を見逃さないために
愛犬の変化にいかに早く気がつけるかが、愛犬と少しでも長く一緒に暮らすためのキーワードになります。
日頃の食事・散歩・スキンシップの中で少しでも違和感を感じた場合は動物病院へ行きましょう。
特に、老犬の1年は人間の10年ほどの驚く速さで経過します。そのため、年に2回は健康診断に連れて行ってあげることをオススメします。
健康診断では、現状の健康状況などを詳しく教えてくれ今後の的確なアドバイスもくれるため有効活用しましょう。
1日でも多く愛犬と過ごすために多少大変でもきちんとした管理が重要です。
最後にお願い
動物も生き物です。決して乱暴に扱ったりしないように最後までしっかり愛情込めて大切に育ててあげてください。